#10 みな知りたい・話したい、更年期のこと(1)
こんにちは!
スペインバスクより寺本裕美子です。
今日もレターを開いてくださり
本当にありがとうございます!
先日、地区のおじいさんたちと
プチ飲み会でした。
予定していたわけではないのですが、
突然現れて井戸端会議みたいになって、
立ち話じゃなんだし、
ワインでも、じゃあおつまみも…♪
なんてしてたら
あっという間に夜10時。笑
「アステリックス」という
フランスのコミックの
キャラクターがいるんですが、
お一人が、
まさに主人公の「アステリックス」に
そっくりでして。

マニュじいさん。
1人で山の上にひっそりと建つ
農家で暮らし、
ヒツジ24頭、ヤギ10頭、
他に牛や鶏を育てながら
畑までやっている、
めちゃくちゃ元気な71歳!
我が家の畑と羊たちの
管理アドバイザーみたいな存在です。
とにかくいつもすごく幸せそうで、
今の暮らしは、
お金には変えられない。
健康と幸せだからね!
うわっはっは!!!
と良い感じに酔っ払って
語っていました。
さて今日は、
前回更年期のことを少し書いたので、
それをテーマにお届けします。
年齢的にまだ遠い話、と思う方にも
ぜひ読んでいただきたいことですので、
読み進めて下さると嬉しいです。
あなたは、
更年期に対してどのような
イメージをお持ちですか?
更年期、
と聞いてワクワク💛 ですか?
私は、前回のレターでも
お伝えしたのですが、
「第2次成熟期」だと思っています。
それまでは、
オンナとして枯れていく…
とか、
老いるのは悲しい、
と思っていました。
でも今の考えに至ったのには、
信じていた情報は、部分的で
身体はもっと深いものなのだ、
自分の身体はもっと豊かなものだ
と信じることができるように
なったからです。
初めてシミを見た時は
「あらまっ!!! 泣」
となりましたが…。(笑)
視野が広がり、安心したのです。
情報は自分を守るための
大事な武器!
(戦いたいわけではないけどね)
結果、周りの女性を守ることにも
繋がると思っています。
女性の身体の色々には、
★「ホルモンのせいで」
★たくさん症状がある
★痛みがある
これらが「普通である」と
結構思われがちですけども、
この情報はどの視点から
語られてきたものでしょうか。
主に、
同じ変化をすることがない
男性、又は男性的な視点、
そして、製薬会社・医療という
とても権力がある分野からです。
一番もったいないのは、
「性ははしたない」という考えが
確立してしまっていること。
タブーが存在すること
かもしれません。
身体に起こる変化は、
もともとは自然なこと、
生理的な現象ですよね。
ところがそれは今、
病理的に扱われていて、
多くの方にとって不安の種に
なっています。
妊娠・出産
月経
更年期もしかり
私たちの性的プロセスは、
悩ましいものとされたり、
主に医療が
管理したり指導したりしますね。
医療はもちろん
沢山助けてくれるものです。
それは否定しません。
ただ、
My Body My Choice
My Body My Rights
と言われてきているように、
身体のことは本人が知り、
選び決める権利がある
とされて久しいのに、
未だに性教育などで
そのプロセスを生きる本人に
十分な情報が伝わらないまま
他人に健康を委ねざるを得ない
文化は今、問題視されています。
身体について
部分的に偏った医療の視点だけ
伝わる情報だけでなく
別の視点の情報も知って、
自分の判断で、合った受け入れ方を
取り入れられたい。
とにかく、自分で舵とって
安心して身体を生きたい!
(…変な表現ですね)
月経や妊娠・出産と比べて
更年期に関する情報って少ないし、
不安をあおるようなものが多い。
そう思いませんか?
症状については、
どんなものなのかは
わんさかとありますけど、
★更年期/生理前だから普通です
★ホルモンのせいです
★お薬があります
これでは女性は安心して人生を
楽しめません。
お金もかかるし。
プレ更年期・閉経・ポスト更年期と
約20年かけて身体は変化します。
そんな大切なプロセスなのに
快適に過ごせる方は少ないですよ、
と言われているような気がして
そこが私は納得いかないのです。
生理的な、自然に備わった
機能なのに、です。
自分の身体から分泌される
「ホルモンのせい」で悩む身体を
しているとは思えません。
あなたはどう感じるでしょうか。
不安とストレスは、
度合いによっては自尊心にまで
影響しますよね。
健康と幸せにも影響します。
それにフォーカスを当ててほしい。
女性ホルモンのせい、ではなく
ストレスホルモンとか
文化や信条、生活習慣によって
バランスを崩すことに繋がり、
多くの場合はそれらが理由で
症状が出ます。
月経がある成熟期もしかりです。
「症状でつらい」身体じゃないよ。
不安に思っていることは
自分でも予防・ケアができるんだよ。
楽しい工夫があるんだよ。
年を取ることは
何かを失うことではないよ。
女性同士でケアすることもできるよ。
次のレターでは、
症状と言われるものについて
ケアのヒントをお届けしたいと
思っています。
回答が多い順にお伝えしようと
思います。
⇓アンケートで気になる症状を
チェックしてくださると嬉しいです。
そもそも、
変化をすることは豊かであるしるし。
変化を補うホルモンはいつでも、
自分への「愛情」と
「アテンション」です!!
それでは、
良い一日をお過ごしください♪
バスクのユミコより。
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