#7 ケンカの予防、大事です。
こんにちは!
スペインバスクより寺本裕美子です。
いかがお過ごしでしょうか。
★オンナの保健室★を開いてくださり、
本当にありがとうございます♪
※過去の記事はサイト内でもご覧いただけます。
バスクは熱波が続き、
37度というバスクでは
ありえない気温に。
(夏の平均気温は25度ほど)
皆ひーひー言っています(笑)
私も急いで(?)アイスを作りました。

ひとり身の時は感じなかったこと。
それは、なんでか知らないけど、
大切な人とケンカになるほど
イライラする時がある、ということ。
そして、その後の
どうしようもない居心地の悪さ、
後悔や罪悪感。
「ケンカ」は
「生理前に決まって起こること」
だったのです。
でも実際は、生理が来てから、
「ああ、だからだったのか」と気づく。
生理前はイライラするのが当たり前、
と思っていました。

ところが、
排卵から生理までの
心と身体への働きかけを理解した時、
「いやー、知らなくて損したわ。」
これ、若い時から知ってたら・・・
きっと、もっと楽な育児できてた?!
もっとパートナーと
良いコミュニケーション取れてた?!
自分、もっと快適に暮らせてたのに!!!!
前半:生理開始から排卵まで
後半:排卵から月の生理開始まで
☝のように排卵を真ん中にして、
周期を大きく分けるとします。
前半の、
卵を育て送り出すという時期は、
司令塔である脳と、
卵巣の最優先事項は
「卵を育て上げること」です。
だから、どんな種類の
ストレスであろうと、
強すぎると脳は
「これでは卵が無事に育たないぞ」
と判断して、
次の排卵のためにも
あなたの身体ができる限り
健康であるよう、
作業を変更したり、延期したり、
中止したりします。
つまり、
生理不順や無月経などです。
周期日数に変化があるのは、
この前半に変動があるからなんです。
そして後半。
無事、卵を送り出すことが出来たら、
今度はそれを着床まで見守るために
身体のスイッチは大きく変わります。
ホルモンのバトンタッチが起こります。
あり得る受精卵を守るため、
子宮に根を張りやすくするためにも
身体を緩くする。
身体が異物として攻撃しないよう、
免疫力を緩める。
栄養を送る準備をするため、
血糖値が下がりにくくなる。
「緩める」「リズムを落とす」ように、
ホルモンは働きかけます。
プロゲステロンというホルモン。
「Pro-Gestate」=「妊娠を守る」です。
このホルモンは
排卵がないと分泌されません。
とても、か弱いのです。
もし私たちが
前半通り活発にアクティブに、
時期構わずスケジューリングしていると、
バランスが崩れる可能性は高まります。
前半のホルモンと後半のそれが、
補い合う代わりに、偏ってしまう。
すると心も身体もイライラして、
気分が荒れたり、
胸が張ったり、頭痛がしたり。
なんにでも、
与え続けるためのエネルギーは、
ずっと続かない。
色々こなすキャパにも、
限界があるのですね。
スマホと同じです。(笑)
充電、必要でしょう?
症状の原因第1位は、
心身のストレスなんですね。
だから、自分で予防、管理できたら
より快適になると思いませんか?
自分でいつどうなるのかを知って、
今日はこういう日だから控えめに、
とか
人に会ったり出かけるのは
本当に気分じゃなかったらやめよう、
エクササイズ、軽めにしとこ。
とか。
自分で管理、ケアすることは、
自分に愛情を注ぐということ。
そうしたら、
無駄にイライラせず、
ケンカも減りました。
というお話しでした♪
今日も読んでいただいて
ありがとうございました❤
バスクのユミコより。
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